7.2002−03年度 地区(活動・組織)における例年よりの変更点
1. Rotary Code of Policies(ロータリー章典) の活用が必須義務となった。
2. DLPを成文化したが、地区委員会、地区幹事を含めてその責務については、今後検討、変更の必要があると思う。
3. ガバナー補佐制度の正式採用。 補佐は16名。 試用期間の全補佐に続投をお願いしたが、約半数は新任。
4. 地区協議会を部門別、8回(会長、幹事、クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、財団、米山)に分け、通常のインストラクターなしで開催した。 費用が半額近くになったが、前田ガバナー、水田直前ガバナー、中村研修リーダーにはご迷惑をかけた。
5. PETSは1日半との指定があり(手続要覧、RCP 23,030,6)、国際協議会後の1回( 1日)だけでは不足するので、秋の「勉強会」を「PETS」と名称変更した。
6. 後期の地区分担金を1,000円 減額して、年13、000円にした。
7. 月信の配布を止め、ホーム・ページに掲載した(約800万円の経費削減)。 その都合で、写真もディジカメが主流となった。 月信を読んで下さる会員さんが増えたのか、減ったのか。
8. インターネット上のホーム・ページ活用を図った。 プリントした場合のページ構成の都合で、月信を含めてPDFファイルを使用した。 閲覧するのに、少々時間がかかる。
9. IMの記録、地区委員会活動報告、地区大会報告、2002-03年度のまとめ、等の報告書類は全てホーム・ページに掲載し、印刷物として配布しなかった。
10. ホーム・ページのクラブ便りの欄で、各クラブの活動状況をPRして頂いた。
11. 全クラブに対する連絡は−ホーム・ページ上の「お知らせ欄」で行い、返信はFAXで頂戴した。 「お知らせ欄」を毎日見るのはクラブ事務職員の義務とした。
12. 連絡には、FAXよりE−Mailを多用し、全ての原稿、写真類はメールに貼付のファイルで頂戴した。
13. 地区決算明細書を、次年度の委員会用として、誰でも見て頂ける様に、次年度ガバナー事務所に保管して頂くことにした。
14. 地区大会を1日と前夜祭にし、本会議後 大懇親会を開催した。( 2日以上、3日まで、9時間以上は指導事項になった)
15. 地区大会での決議案の内容を検討した。 即、規定審議会の決議案として提出できる様なものが望ましいと思う。
16. 地区大会の選挙委員会の職務、ガバナー・ノミニー候補者が1名の場合の職務が不明瞭である。
17. IM 6,7組では公式訪問日にIMを開催した。 会長・幹事懇談会はガバナー事務所に来て頂いた(6組、7組は比較的近くなので)。
18. 合同地区委員会の開催を取り止めた。 最終、6月に委員会業務の引継ぎを主としての1回のみを開催し、最終報告書は新旧委員さんに配布した。
19. 地区委員会をクラブ主導、地区主導とはっきりさせ、地区委員会はクラブの奉仕活動の支援のみと、その活動を明確にした。
20. 地区委員数を減らした 委員長一人の委員会が多い。
21. 地区幹事8名、地区大会実行委員長1名、記念ゴルフ実行委員長1名をお願いした。
22. 地区委員会の委員長にその部門の担当地区幹事を兼任して頂いた。
23. 会員増強、ポリオ撲滅寄付増進はガバナー補佐の皆さんにその活動を支援して頂いた。 それらの地区委員会は委員長一人で構成。
24. 地区委員会はカウンセラーのみでアドバイザーはお願いしなかった。
25. 諮問委員会でのお土産を止め、会費を5千円から3千円にした。
26. 期初に事務職員研修セミナーを開催し、65クラブから出席して下さった。 非常に有効であったと思う。
27. 提唱クラブなしで拡大した。 日本で最初と思われる(大阪金剛 ロータリー・クラブ)。 これは、前田直前ガバナー年度からの継続であった。
28. WCSを地区から補助金を出してクラブ主導にした。 実施された件数は大幅に増えたが、まだまだクラブの認識は乏しい。
29. 旧財団の同額補助金を、なるべく、使用しない様に指導した。 日時がかかり過ぎて活動方針があやふやになる。
30. 2002-03年度ではGSEの予定はなかったが、次年度のために予算は約半額を計上した(180万円)。
31. 青少年交換受入クラブに対する補助金額をクラブ一律にせず、会員数により変えた(会員数の少ないクラブに多く補助金を出した)。
32. インターアクト・ローターアクト提唱クラブに補助金を出した ( 8万円/クラブ)。
33. 財団寄付をポリオ優先とお願いしたので、ポリオの寄付は目標を達成したが、一般寄付が大幅に減った。
34. 封筒、レターヘッドを作らなかった。 レターヘッドはワープロ上に作成、大きい封筒は市売の茶封筒のものにゴム印、小さい封筒は水田PDG年度の残りを使用した。
35. FAXの受信は、全て裏紙を使用した。 使用した裏紙は想像以上の数量になった。
残念に思うこと
1. 会員減少。 191名の減少となった。
2. 出席率の低下。
3. 会員数の極めて少ないクラブの活動への地区の姿勢。
4. クラブの活動(資金面を含めて)に対する会員さん方の認識不足。 クラブでのPR 不足と思われる。 特に、クラブ資金からWCSを行った場合等に顕著であった。
5. 財団、米山 とも一人当りの寄付額が少しではあるが、毎年減少している。 それぞれについての活動に対する理解に乏しいのが原因ではないか。
6. 青少年交換での受入れについて、人数を含めて不明瞭な点がある。
7. ローター・アクトの奉仕活動全般を根本的に考え直す必要がある。
8. 公式訪問では、クラブ・アセンブリーに出席せず、会長・幹事懇談会で詳しくお話を伺ったが、時間的な余裕があれば、出席したかった。
9. 複数のクラブが協同で活動することが少ない。
10. クラブが地域社会の活動に資金的援助を経年的に行い、止めるに止められない場合が多い。
11. 奉仕活動に資金が必要な場合は、その都度ニコニコ等で集めるのが適当で、クラブ資金(地区資金)から拠出したのではインパクトが少ないが、その様なケースが多い。 例えば、PETS、地区協の費用は一人当り \ 1,500 (クラブあたり \ 60,000) 減額になったが、会員さんは御存知なのだろうか。
12. クラブの活動の地区に対するPRが乏しい。
13. 国際協議会で聞いたことと異なることが日本の目標になり、PETS,地区協でお願いしたことと違ったので困った。
14. ジャパン・プログラム + 米山奨学金 + センター・プログラム が実現できなかった。
15. 地区資金の減額等が会員の負担減につながったのか不明である。
16. 受入財団奨学生の数が少なかった。 来日されたのは2640地区からの寄贈分のみであった。
17. 最近、財団国際親善奨学生の辞退が多い。 募集方法、選考方法を考える時期に来ている様に思える。