N 広報・情報・規定委員会

委員長 上野山英樹(有田)    

委 員 杉多 弘至(富田林)   

委 員 西尾 幸祐(堺おおいずみ)

委 員 松葉 元秀(富田林)   

 

 本年の当委員会は主として次の活動を行った。

(1)   2001年規定審議会採択に基づく各クラブの定款・細則の改正の実態把握および改正の推進指導

(2)   2001年版手続要覧の解釈に対する情報提供と情報交換

(3)   クラブおよび地区から2004年規定審議会に積極的に提案するための取り組み

     クラブ奉仕委員長・情報・規定委員長合同会議

2002年8月10日(土)於:テクスピア大阪(泉大津)

  小島ガバナー、中村幸吉担当カウンセラー、亀岡PDG出席のもとに次の内容で開催。

(1)   地区委員会の基本姿勢と活動計画について

(2)   2001年度改正クラブ定款・細則および新版手続要覧についての、クラブからの事前調査による質疑(21点)に対する応答と意見交換

(3)   2004年RI規定審議会に於いて予想される論点

  この会議で回答を保留した定款第8条第1.2節の2件の解釈については、次のIM事前会議に報告をすることとした。

     IM事前会議:クラブ情報・規定委員長会議

   2002年 9月28日(土)於:岸和田市波切ホール

    IM6組クラブ委員長会議

   2002年10月12日(土)於:リーガRホテル堺

    IM8組クラブ委員長会議

   2002年11月 9日(土)於:橋本カントリークラブ

    IM4組クラブ委員長会議

   2002年11月16日(土)於:リーガHアルザ泉大津

    IM7組クラブ委員長会議

   2003年 1月25日(土)於 藤井寺市民総合センター

    IM5組クラブ委員長会議

     IM1〜3組ガバナー補佐とクラブ委員長合同会議

   2002年12月14日(土)於:JA和歌山ビル

  2004年規定審議会提出案件提出締め切りの日程を踏まえて、2003年2月以降に開催予定のIM組を対象に開催。2〜3月のIM事前会議は情報交換の場として開催。

  会議内容は、上記5回のIM事前会議と共通して以下の通り、ただし(5)のみ追加。

(1)   回答を保留したクラブ定款第8条第1節a項6、第2節a項、推奨細則9条に関する2件へのコメントと議論

(2)   その後クラブより質問のあった事例の紹介

(3)   その他クラブよりの質疑と意見交換

(4)   2004年規定審議会に於いて予想される論点と最近の動き

(5)   当地区より2004年規定審議会に提出のため、今地区大会に上程を予定している案件について

     2004年RI規定審議会への地区提案

   委員会では、ガバナーの意向を踏まえ中村 幸吉カウンセラー指導の下に、次の2立法案を策定、4月26日の地区大会決議委員会の承認を得て、27日開催の地区大会本会議において決議され、5月12日ガバナーに提出、ガバナー署名のもとにRIに提案した。

  (制定案)

・クラブの統合を認める件(RI細則の改正)

  (決議案)

     RI理事会に、ロータリー・センタープログラムに協力し、開発途上国からの参加を促進するよう要請する件

     2004年RI規定審議会へのクラブ提案

   富田林RCから提案のあった下記立法案を地区内クラブ未審議案として受付け、ガバナーに提出、ガバナー署名のもとにRIに提案した。

  (制定案)RI会長選挙の手続き等に関する件(略)

地区提案の内容は次の通り

(制 定 案)     クラブの統合を認める件

               提案者:2003年4月27日

            日本・大阪で開かれた国際ロータリー第2640地区大会

国際ロータリー細則第3条を次のように改正すると、国際ロータリーは制定する

             (手続要覧:日本版190〜191頁)

第3条             RI脱会または加盟の終結、およびクラブの統合

3.010 クラブのRI脱会

3.020 クラブの再結成

3.030 クラブを懲戒または除名する理事会の権限

3.040 加盟が終結したクラブの権利の引渡し

3.050 クラブの統合

 

3.010 クラブのRI脱会

3.020 クラブの再結成

3.030 クラブを懲戒または除名する理事会の権限

3.030.1 不払いによる終結

3.030.2 機能の喪失による終結

3.030.3 然るべき理由による懲戒

3.040 加盟が終結したクラブの権利の引渡し

3.050 クラブの統合

地区ガバナー署名のもと、理事会に対し、クラブ会員数激減やクラブ合理化やその他の事由で、2つまたはそれ以上の複数のクラブが、相互の合意を以って統合を希望する届けのある場合は、理事会の承認をもってクラブの統合が認められる。また、その際はクラブ加盟金の納入は要しない。

3.050.1 クラブの承認

統合に関わるそれぞれのクラブは、クラブ理事会の承認を得た上で、臨時総会を招集し、クラブ会員による統合の承認を受けなければならない。

3.050.2 統合に関するクラブの調整および合意

統合に関わるそれぞれのクラブ理事会で承認を得た数名からなる統合推進委員を選出、委員長を選任し、委員会に調整と合意立案の全てを委ねるものとする。また、その範囲は特に規制しない。

3.050.3 統合による新クラブ設立

統合に関わるそれぞれのクラブ会員が出席する設立総会において、統合推進委員長より提案される統合後設立される新クラブの名称、所在地域、財務、定款および細則、役員、理事選出および必要とされる諸事項についての承認を受けるものとする。

3.050.4 経過措置

新しく設立されたクラブの例会は、理事会の承認のあるまで仮クラブ例会として開催、実際の運営は新しく選任された役員・理事によってなされるものとし、理事会の承認がなされた時点で遡り、本クラブとして開催された旨記録修正を行う。

3.050.5 職業分類の特例

新クラブ会員の職業分類は、統合前のものを引継ぎ、クラブ定款第7条第2節(制限)により拘束されない。

3.050.6 クラブの履歴

クラブの創立の歴史は、統合前のそれぞれの創立を記録し、新クラブの創立は統合クラブの最古の創立を以ってこれに当てることを推奨する。

(本文おわり)

 

(決 議 案)

RI理事会に、ロータリー・センタープログラムに協力し、開発途上国からの参加を促進するよう要請する件

提案者:2003年4月27日

日本・大阪で開かれた国際ロータリー第2640地区大会

「世界平和と紛争解決」のための人材育成を目的とするセンタープログラムに協力し、さらに、それらの奨学生が発展途上国から選抜されるよう、ロータリー財団にRI理事会が要請すること。

 すなわち、先進国の若者よりも、紛争中の開発途上国若者の方が「世界平和と紛争解決」に対する意欲が強いはずで、先進国からの奨学生合格者が高い比率を占めている現状を、今後、開発途上国の学生がより多く採用されるよう要請する。

(本文おわり)

 

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