A 広報・雑誌委員会
委員長 川村 克人(有田)
本年度は、カウンセラーとして前田直前ガバナーにご指導頂き、次の三つの点を強調しつつ、活動を展開しました。
1)「OA化の促進」――ウエブサイトを利用した内部広報
2)「共に歩む」完成――サンケイ新聞による地域外部広報
3)「ボトムアップ」――クラブ主導型広報の支援
2640地区での「OA化」のうねりは、日本全体の中でも先端を走る勢いであり、委員長一人の無力な委員会を乗り越え自発的活動は大きく進展しました。
その概要は次の通りです。
「1」主な実績
イ)内部広報
1.特筆すべきは、小島ガバナーのリーダーシップで「ガバナー月信」が、ウエブサイトで配信されることとなったことです。
情報は迅速化しただけでなく、情報交換の質・量とも圧倒的に増えました。
2.これに刺激されてか、「会報のOAによる内製化」は殆んどのクラブで実施されました。内容は豊富になり、個性的な週報が増加しています。
3.また月信別枠掲載項目の中では、新しい試みとして「クラブだより」に40数クラブの活動PRが載せられ、ホームページも20数クラブで設置されることとなりました。
これらの活動は、今迄とは異なる自主的な新しい内部広報の動きであり、将来ますます発展する素晴らしいうねりと感じています。
ロ)外部広報
イ)産経新聞の紙面を活用させて頂き、水田・前田・小島三人のガバナーに引き継がれた各クラブの奉仕活動紹介は、ようやく本年完結いたしました。
地域での広報効果は測定できませんが、まとめられた記録冊子は今後とも活動概要の紹介にも役立てていきたいと考えています。
ロ)またメデイアを利用するのではなく、クラブの社会奉仕活動の中で、演劇や音楽会を共催しつつロータリーの名を広める動きもいくつか見られました。これもユニークな新しい広報の一つと考えます。
「2」総括と反省
イ)ロータリー情報は、高度化されたシステムにのって、昨年に比べ遥かに豊富・迅速且つ多面化しました。
しかしコンピューターを駆使する人と利用しない人の情報格差はさらに拡がる傾向にあり、これを埋める工夫が必要となって参りました。
ロ)ガバナー方針・クラブの自主性尊重を支援するため、あらたに設けられたウエブサイト「クラブだより」には40数クラブが寄稿し、ようやく自発的PRへの端緒が開かれました。
雑誌月間等には、10余クラブから卓話へのお招きがあり、いずれのクラブでも自主的な広報への強い熱気に打たれました。
ハ)しかし委員長会議でお約束した他クラブの週報をウエブサイトで見えるシステムは完成出来ず、次年度に持ち越しました。
ニ)本年度は、委員長一名のみで担当し巾広い活動が出来ず、2640地区外への広報や海外へのPRは殆んど手付かずに終りました。
当地区には、非常に大規模な「財団奨学生活動」やクラブ中心のユニークな「海外奉仕活動」等があり、今後これらの情報提供が望まれます。