M 米山記念奨学委員会活動報告

 委員長 河合 利晴(岸和田東) 

委員  田村 弘 (海南西)  

委員  辻 隆司 (富田林)  

委員  堀 邦雄 (和歌山城南)

                           委員  米田眞理子(堺フェニックス) 

 本年の特徴:組織としては学友委員会の廃止がありました。従って当委員会は学友、奨学金両委員会の活動をしましたので大変苦労でもありました。奨学生は当初33名の学生で始まり後半は13名の奨学期間修了者と19名の新規採用学生の交替があり現在32名が当地区の米山奨学生です。
 寄付金も地区目標の一人20,000円を4月にクリアーすることができました。厚く御礼申し上げます。
 米山奨学金の他の奨学金との大きな違いはカウンセラー制度にあります。単なる奨学金の支給機関ではないことを奨学生にわかって貰うために例会での交流と奨学金の支給が毎月おこなわれます。

学生間の交流を促するために全員が参加する機会を多く計画しました。

ボランティア活動の奨励、地域の人々との交流の輪を広げる。

地区内ロータリー提唱の青少年団体との交流。

それらを実行するため委員会としては次の活動を実施しました。

8月〜9月     夏休みに世話クラブではないクラブに卓話に行く。9クラブより要請がありました。

8月10日      米山カウンセラーセミナー            (テクスピア大阪)

8月24日      米山部門 クラブ米山奨学委員長会議  (テクスピア大阪)

9月21・22日  奨学生一泊研修。

10月         米山月間 奨学生はそれぞれの世話クラブで活動、卓話をすること。

10月1〜7日   米山奨学金申し込み期間日

11月10日     國際交流会 「國際理解は食文化から」        (堺女子高校)
               
高校生に自国の料理、言語等を指南し好評を得た。

11月23日     米山学友総会                                (奈良)

2月8日       米山部門地区選考試験

2月15日      米山奨学期間修了者歓送会

2月19日      新世代交流会に構成組織の一員として参加。    (初芝富田林高校)

3月          大学訪問  米山奨学金の説明に地区内全大学を訪問。

4月27日      地区大会に新規採用学生も交え32名全員参加。(リーガロイヤルホテル堺)

5月3〜5日    ライラ研修に参加(3名)                       (大阪府立青少年海洋センター)

5月24日      新規学生オリエンテーション全員参加  (テクスピア大阪)

6月1日       インターアクト新入生歓送会に1名特別参加    (高野山高校)

6月9日       英語教育ボランティア
      授業の中に入って会話の相手をする。  (和泉高校)

委員会といたしましては、その成果をみるために奨学期間終了学生に無記名で感想を提出してもらいました。

     奨学金の受領の方法としては圧倒的に例会の時 みんなの前で会長から が多い。

     例会場での奨学生の席はカウンセラーの隣が多くテーブルを代えて会員との交流がなされていません。

     例会参加での感想はロータリアンとの交流が一番楽しかった。

     カウンセラーのご家庭への招待のことは『機会がなかった』が大多数で奨学生とカウンセラーの間柄は大変淡白になったことがうかがえます。

     例会での卓話は全員実施、他のクラブにも行っているようで回数は学生数より多い。

     例会以外のロータリーの行事にもたくさん参加していました。

     ロータリアンの学生達の故郷訪問を約半数の学生が受け入れています。

     奨学生がカウンセラーに持ちかけた相談は19件ありましたが、すべて解決しております。

     終了後日本に残る学生が大多数で、勉強の継続、就職の率は半々です。

 このような結果を踏まえ、次年度は学生達の活動に期待し、ロータリアンのご理解と米山奨学会へのご寄付をお願い致します。

 

 2002年度米山奨学生一覧表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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