2002年11月4日、清風南海高等学校において、本年度の海外研修オリエンテーションが実施され、ロータリアン8名、インターアクター・顧問の先生59名、合計67名の参加で行われました。 |
本年度は、昨年の反省から、訪問先の国についての事前学習を充実させることになり、午前の開会式の後は、各学校で訪問国のタイについて事前に調べてきたことを発表し理解を深めました。タイ語やタイの歴史、王室、日本との関係などについてお互いに色々なことを学習しました。学校の歴史の教科書にはあまり載っていないタイの歴史は、大変新鮮で貴重な勉強でした。また、昔タイから寄贈されたゾウが、「ゾウが踏んでも壊れない筆箱」に登場していたという報告に、先生方がとても懐かしがっておられました。 |
午後からは、まずタイ在住経験の豊富な、サワディ地所株式会社代表取締役の福井正順様よりご講演がありました。実際の生活経験に基づいたお話は、大変印象深いもので、タイの習慣や生活について全くと言っていいほど経験のない私たちにとっては、とても有意義なご講演で、拝聴した後は、「これで、明日からでもタイで生活していけるのではないか」と思ってしまいました。この場をお借りして改めてお礼申し上げます。 |
その後、旅行業者からの日程や必要書類、諸手続きの説明に続いて、交流会のラストを盛り上げるダンスの練習がありました。朝から、真面目な『勉強』が続いていたので、全員で同じ音楽にのって思いきり体を動かすことで、みんなの気持ちが一つになったような一体感を感じました。 |
最後に、今回の研修を学校の垣根を越えた研修とするため、研修団の名前をつけることになり、たくさんの候補の中から、『見タイ知りタイ楽しみ隊』と決定しました。 |
国際交流というのは、お互いの文化や習慣を理解し合うだけではなく、自国の文化や習慣、そして国民としての誇りを大切にしていくことが大切だと感じた1日でした。 |