会員寄稿

創立30周年を迎えて

黒川健三

早いもので私も入会して14年4ヶ月になりました。その間、とても多くの経験と勉強をさせていただきました。そして何よりも多くの友人をもてた事が自分にとってかけがえのない財産になったと思います。本年は創立30周年を迎え、その記念行事を挙行する運びとなりましたが、一言に30年とは申しますが、そこには羽曳野ロータリークラブ歴代メンバーの一年一年の尊い活動の積み重ねであり、先輩諸氏のたゆまぬ御苦労と御努力の賜物と心より感謝申し上げるとともに、今、大きな誇りを覚えるものでございます。

戦後から高度経済成長期にかけて、国民の多くの指標は物質的な豊かさ、経済的な余裕でありましたが、低成長期時代に入った現在、ハードからソフト、物より心の豊かさを求める傾向が強まってきております。そして情報化、高齢化を迎えた新しい時代、21世紀に入った現在、今こそ地域社会の活性化の為に重要な役割を担っていく、又、広範囲なニーズに対応しうる我々ロータリアンの活動が重要視されるのではないでしょうか。

私もこの30周年を機により一層、リフレッシュしたロータリアンとして、常に原点を見つめた上に立って、プロセスの重要性を考え、地域に密着した奉仕活動を目指し、次なる40周年に向けてさらなる努力をして行きたいと考えております。私の14年間の歩みの中で、その年々に重みのある活動内容がたくさんありました。現在、会員数が減少し、大変な時ではありますが、我々ロータリアンは行動で奉仕する事によって、自己修練となるものと常に私はこの様に考えながらロータリー生活を送ってきました。しかし、会長職も終えた現在の自分の中では「ロータリー=友人=ネオン街=香水の香り」という方程式が出来てしまった様な気がします。その為かとにかく週一回の例会日が楽しくてなりません。

これからも奉仕と友愛を大切に守り、一人でも多くの人と出合い、様々な人間関係を築いていきながらいろいろなことを学び、経験し、成長していきたいと思っておりますので今後共、皆様の御指導、御鞭撻よろしくお願い致します。