会員寄稿

入会して15年

高橋延行

 私が入会したのは1988年7月、田辺会長の時で、田辺会長は会長在任中に亡くなられ、早、14年の歳月が流れようとしております。
 入会して14年余、入会当初のアッセンブリーでは本所初代会長やチャーターメンバーの方々がいろいろと注文をつけておられ、厳しい批評をされ、なかなか難しい方々がおいでのようだと思ったように記憶しております。

 初代会長を始め、チャーターメンバーの方々は、ロータリークラブを羽曳野の地につくるに当たり、そのクラブは「品位あるクラブ」であらねばならない。そのように定義付けして、クラブ発足をされたと伺っております。この心、20年経とうと30年経とうと忘れてはならないことであると思います。
 「品位あるクラブ」とは金銭をいくら集めたとか、どのような計画を実行したとかというよりもクラブとして他人の身になって、思いやりの心を持ったロータリアンを育成することであると考えられ、発足時に「品位あるクラブ作り」と云われたのではと、推察いたします。

 今、30周年を迎え、次の40周年にむけて船出するにあたり、発足以来、受け継がれてきたロータリアンという人作りの精神を受け継いでいくよう努力していきたいものだと感じる次第です。