会員寄稿

寒風の中での清掃奉仕

松村貞一

3月2日、陽春とは程遠い寒空の中、羽曳野市主催石川クリーン作戦に参加した。 寒風の中、羽曳野市民・羽曳野市各種団体・緑の少年団・羽曳野ロータリークラブ等、総勢1,000人を越える人々が、石川河川敷に集合した。

羽曳野ロータリークラブは新調のカーキ色ジャンパーに身を包み、当クラブ奨学生も加わって総勢24名、一際目立つジャンパーでいきなり表舞台に立たされたような気持ちであった。 羽曳野市長のあいさつの後、一斉にゴミ袋を手に清掃を開始した。 回収のゴミが少ないと寂しいかな? と余計な気を使ったが、川の中は相変わらずひどい状態で、不注意のゴミではないあきらかに平然と捨てられた生活ゴミであった。 こうしたゴミを捨てさせないためにも、きれいな水の流れる川に再生を急ぐべきだ。 水草が花を咲かせ、かわいい魚が泳ぐ姿を見れば、自然とゴミは捨てにくくなるだろう。そして子どもたちが水遊びするようになれば………と思いは広がる。11時過ぎ一杯になったゴミ袋をトラックにつみこむ。

羽曳野の母なる川、石川の清流を夢みながら……、ロータリーは一般ボランティアの方々や行政と協力して、ゆっくりと確実に、きれいな町「羽曳野」を追い続けて行きたいと思う1日であった。