第3回 ヤングフェスティバル 〜楽しもう ミニキャンプ〜 |
2002・9・14 府立羽衣青少年センターにて |
堺南ロータリークラブ |
社会奉仕部門・新世代委員会活動報告 |
残暑と言うにはまだ猛暑の9月14日、天候は曇り高温多湿やや風あり。受付本部には、クラブ旗が翻る。午後3時30分ごろ、招待の福祉施設の愛育社、泉が丘学院、清心寮の子供たちや応援のボーイスカウト堺第16団の方々が揃う。 |
センターからの用品の貸出しの受取や、食材の受取にと、会員共々右に左にとバーベキューの準備にはいる。班別に竃の確認が出来たところで、開会式にはいる。 森田会長の火傷や怪我のないようにと云う注意の後、準備完了の各竃でバーベキューにかかる。流しで野菜や肉の食材との格闘が始まる。包丁持つ手が危ないが、会員やボーイの手助けが入る。食器の準備・調味料の配布と食べ始めるまでが大変。早々と食べ始めて歓声が上がる班、煙ばかりでなかなかの班、子供たちの世話で煙のために目を真っ赤に染めて頑張る会員たち。豚肉はあまり人気はないが、牛肉もそんなに沢山食べれる年齢層ではない。トウモロコシやピーマン・人参は、好き嫌いが激しく焦げてゆく。タレが足りない、箸が折れて代わりが欲しい、お茶は何処と、普段しなれない雑用にウロウロ結構忙しい。端の竃では会員が焼きそばを焼き上げてゆく。これまた、肉の後はアッサリの焼きそばと大好評。
焼いて焼いて食べて食べてワイワイガヤガヤの間に、時間は17時をとっくに過ぎていた。キャンプファイヤーの準備に掛かっていたボーイから、18時厳守の報告に一斉に片付けにはいる。散らかすだけ散らかしているので、収めるだけでも大わらわ。食器や網鉄板の洗いもまだ一汗も二汗も。もっと大変は火の始末。子供たちには手伝わせられない、見渡してみると誰もが汗まみれ! |
薄暗くなったグランドに、円陣を組んだ。会長扮する火の神が登場すると、流星の如く火の種が走る。束ねていた松明に火が灯り、子供たちの手によって中央の木組みに火が移され、赤々と燃え上がった。ゆっくりとキャンプファイヤーの歌が、ボーイのリードで全員で歌い始める。 子供たちの気分を一気に乗せてゆくリードの見事さ。
ゲームを手始めに、各学園の演技披露の番。明るい元気な歌声が、フォークギターの調べに乗って流れてゆく。日頃練習した組立体操の演技が、炎の中に浮かび上がる。
クラブの会員の番。子供たちに負けじと「手のひらに太陽を」を、練習無しのぶっつけ本番で声張り上げる。日頃のカラオケの成果抜群?火の勢いは少しずつ落とされてゆくなか、ゲームは続く。子供たちと会員たちもボーイのリーダーたちも一つになって、踊る跳ねる歌う。火は完全に落とされ終焉を迎えた20時、執行部の挨拶の後、解散。子供たちが暗闇のなか、大声で挨拶をして戻ってゆく。再び片付けにはいる。そして子供たちと交流の中で、会員たちが自分の年齢に応じて必死に対応していた事、子供たちが最後まで笑顔が絶えなかった事が心に残った。
そして陰で何かと配慮して頂いたセンターのチーフに、キャンプファイヤーのリーダーを快く引き受けて頑張って頂いたボーイスカウトの関係者に感謝して、私達もセンターを後にした。 |