●青少年交換委員会●
2001〜2002年度・長期派遣学生予定者に対する選考試験及び面接
 
開催日 2001年11月3日(土・祝)
場 所 JA和歌山ビル別館
青少年交換委員 正司 武

 次年度の長期派遣学生の募集に今年は15名の応募があり、14名が受験した。11月3日(土)午前9時50分から、北島一樹委員より、地区委員の紹介の後「ロータリーについて」「試験についての注意事項」が話された。「ロータリーの派遣は留学とは違い、日本を代表する文化大使、親善大使である。アメリカ・カナダの希望が多いが、インドやタイもおもしろく、今日の試験と面接で派遣先を考えていきたい。」
 午前10時10分から試験〈英語“筆記試験とリスニング”〉と小論文を実施した。
 昼の待ち時間を使って、正司委員から話があった。「11月18日(日)那智勝浦町にて、〈わっ歯ょい和歌山8020フェスタ〉というイベントが行われます。これは公衆衛生活動の一環です。口腔衛生に十分留意して戴き、派遣前に健診を受けるなどして治療を事前に済ませておいて下さい。又11月19日(月)午前3時20分頃には“流れ星”を沢山見ることができる。しし座流星群が日本の上空を通過する様です。今日は“星に願いを”という気持ちで、臨んで来られたのだと思います。この後の面接では、皆さんそれぞれに頑張って戴きたいと思います。」
 その後、午後1時から面接があり、前田孝道ガバナーはじめ新宅雅文奉仕部門委員長・和田康委員・北島一樹委員計4名の面接委員の前にて、先ず自己紹介し、家族について英語でスピーチしてもらい、留学の動機や将来の夢、「テロ」、「ホームステイの経験」などの質問に対して緊張の中にも派遣への熱き思いを胸にしっかりと答えていた。
 午後3時15分(面接終了後)に北中登一青少年交換委員長司会のもと、再度地区委員の紹介
があり、前田孝道ガバナーから高校生を対象にして青少年交換の目的や現状について説明が行われた。
 「ロータリーというのは、世界162カ国、120万人のロータリアンによって、職業奉仕を通じて寄付をして戴き、ポリオを撲滅させる様にしたり食糧飢餓のない様に、又読み書きを出来る様にしたりして戴いています。この青少年交換をすることによりお互いの国と国の生活を知る事ができ、また日本の文化を伝える事ができます。この事が相互の国際理解に繋がり、国際平和の為の親善大使となる訳です。しかし、仮に選考から漏れたとしても本日受けたことにより、人間として一回り大きくなることでしょう。
 気持ちは前向きに、これからの機会を生かしていって戴きたいと思います。健康に気をつけてりっぱに成長して戴きたいと思います。」
 最後に、和田康委員から本日の講評が行われました。「試験と面接が無事終わりました。14名面接をして、皆様方から色々お話を聞かせて戴きました。アメリカでの[テロ]により、アメリカのロータリーとの交換が出来るかどうかは不明です。出来る限り努力をします。又、希望国以外にも行って戴ける様に努力をします。ご理解を戴きたいと思います。地区での〈オリエンテーション〉の時に、“こんにちは”とにこやかに挨拶が出来る様、良い習慣を身につけて戴きたい。」
 午後3時40分に選考試験と面接がすべて終了した。
 本日の英語の試験と小論文、面接にて派遣先を決定する。

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