ロータリーのポリオ撲滅レースについて
 
“Race to the Finish”(ポリオ撲滅レース)を勝ち抜いてみませんか。世界中のロータリアンが西暦2005年までにポリオなき世界の達成を祝うには皆さまのご支援が必要です。


世界におけるポリオ撲滅状況はどうなっているでしょうか
ロータリアンその他の提携団体のおかげで、ポリオの世界的撲滅という目標達成に向けて大きな躍進を遂げてきました。1988年には35万人がポリオにかかりましたが、2000年には3,500人まで減少していますので、率にして99パーセント減少しています。ポリオ発生国の数も125カ国から20カ国程度に減少しています。ですが、すべての子供への予防接種、公約、米貨4億ドルの資金ギャップなどが、私たちのレースの前にたちはだかっています。
どうすれば援助できますか
私たちの目標はポリオ・プラスに地区財団活動資金(DDF)米貨1,000万ドルを集めることです。皆さまの地区には人道的分野に支出できる2001〜02年度DDFがかなりあります。ポリオ撲滅レースのシルバー賞を受賞するためには、2001年11月1日までにポリオ・プラスにDDFを米貨25,000ドルから50,000ドル配分して下さるようお願いします。このような配分をして下さった地区とガバナーは、地域レベルおよび国際レベルの行事で、特に表彰されます。皆さまの地域の指導者が皆さまの質問に答えますし、詳細を知らせると思います。
どうして皆さまの地区に援助を求めるのですか
●ポリオ・ウィルスは、地上から撲滅できるウィルスの一つです。
●ウィルスの蔓延を止め、このレースに勝ち抜くために来る18カ月間は
  極めて重要です。
●ポリオ撲滅が証明されたなら、ポリオの予防接種は不要になりますので、
  米貨15億ドルを節約し、エイズや他の疾病との闘いに使う ことができます。
●ポリオ・ウィルスが世界に存在する限り、どの子供もポリオに感染する恐れ
  があります。
●ポリオ・プラス・キャンペーンの発足したとき、ロータリアンでなかった人が世
  界の会員数のほぼ3分の1を占めます。この人たちは国際ロータリーの最優
  先事項に参加する機会に恵まれなかったのです。
2001年5月、Brundtland博士が『ポリオなき世界を夢見て、それを不屈の決意でやり遂げようとした人々』としてロータリアンをたたえました。私たちは失敗できないのです。

リチャード・キング 
国際ロータリー会長
ルイス・ビセンテ・ジアイ
ロータリー財団管理委員会委員長

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