ハイライトよねやま
(財)米山記念奨学会

〈全ロータリークラブにお届けしている資料3点〉

(1)から(3)は、すべて構成や体裁をリニューアルしています。

(1)「ワークブック2001」(2001年8月改訂版)
  米山奨学事業概要を網羅した研修会・セミナー用資料。

(2)「心を育てる国際奉仕〜ロータリアンと米山奨学生」(2001年9月制作)
  「ワークブック」のダイジェスト版として新しく編集した、全ロータリアン向けのリーフレットで、米山  奨学事業の全体像をお伝えすることが目的です。奨学生が少ない地区、クラブに対して、少しでも成果  を実感していただけるよう奨学生のことばや写真を紹介しました。 
  掲載内容:             
(1)事業の目的 (2)奨学金種類 (3)世話クラブとカウンセラー
(4)奨学生のことば (5)学友の活躍 (6)寄付金種類
(7)表彰制度 (8)財政  

(3)「2000年度事業報告書」(2001年9月発行)
  米山奨学会事業報告・事業計画。


〈米山奨学事業紹介ビデオ〉
 『(財)ロータリー米山記念奨学会』(1999年8月改訂版・20分間・2,000円)
   米山奨学事業概要 基礎編
 『“よねやま”との絆』(2001年9月制作・22分間・1,000円)
   元米山奨学生とカウンセラーとの人間関係を描いたビデオ。応用編

1.大学推薦制度の課題
 ご存じですか…米山奨学生募集(2002年4月採用)では「大学推薦制度」が全国35地区で施行されています。この制度は、地区選考委員会で大学を指定し、指定校から米山奨学生にふさわしい留学生を推薦してもらう制度です。この制度の重点課題は、地区と大学の関係強化にあります。@地区内の大学がどんな特長をもっているのか、A研究分野の内容・質の充実性B留学生在籍状況C留学生への支援体制はどうか…など、大学の実情を把握することで、地区の奨学生支援の方針を具体的に示すことができ、大学と連携した留学生支援体制を固めることができます。また、大学担当者にロータリー活動をはじめ米山奨学金制度の理解を促すことは、ロータリアンとしての基本的な広報活動でもあります。
 ここに、大学との関係づくりへの一歩を踏み出した地区の例を紹介します。

●2590(神奈川県川崎・横浜)地区は、8月下旬に指定校14校を対象とした「大学推
 薦制度説明会」を開催しました。出席校は12校14名。「ロータリー・クラブや米山奨
 学制度のことが良く分かり理解が深まった」「夏休みが9月末までなので申込期限
 を遅くしてほしい」「今後も説明会を続けてもらいたい」…これは当日のアンケートの
 一部です。

●2780(2590地区以外の神奈川県)地区では、昨年から地区米山委員会役員・委
 員による大学訪問キャラバン隊が編成され、大学推薦をはじめ地区の選考委員
 会が奨学生に求めるものを説明し、そして大学の留学生事情・特長などを聴き取
 る活動を行っています。

2002学年度奨学生募集における指定校の現状
 全国にある大学および大学院大学の全650校のうち、369校が指定校となりました。「地区からの選考基準の有無」に関しては、35地区のうち14地区から提示がありました。「大学院在籍学生」「医学系の学生」「ユニークな研究分野の学生」の優先的な推薦、また、「中国籍の学生の割合を30%以内に」などが主な基準です。今後は、大学の特長や大学の魅力をとらえた内容が期待できます。例えば、他の大学の追随をゆるさない研究「癌研究」「宇宙科学」「国際開発」「地域研究」などに特長をもつ大学に対しては、研究科を絞った支援が大学の魅力創りへの後押しともなり、適切な支援ともなるでしょう。(栗原)

2.文部科学大臣表彰、受賞決定
 このたび文部科学省より通知があり、当会が留学生交流功労者として、文部科学大臣表彰を受けることになりました。全国ロータリアンのご努力の賜です。記念式典は2001年11月2日(金)東京お台場、国際研究交流大学村 東京国際交流館プラザ平成国際交流会議場にて行われます。当会から、島津久厚理事長が出席する予定です。


(財)ロータリー米山記念奨学会
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       Tel:03-3434-8681 Fax:03-3578-8281

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