サン・アントニオ年次大会に参加して  2001年
 
ロータリーの友委員
和歌山東南RC 神谷 尚孝

 
 2640地区 第92回国際ロータリー年次大会にBコース(総勢25名)で参加しました様子を報告します。(メキシコの観光は紙数の都合で省略しています。)
 
 6月18日(月)、関西空港に15時40分集合。地区のオン・ツー・サンアントニオ委員会:深井俊明委員長(岸和田北RC)のお見送りを受けて、AA158便は定刻の17:40に離陸。途中、悪気流の為2時間ほど大きく揺れましたが不安なく、12時間の飛行でダラス空港に着陸しました。カンクン(メキシコ)へ乗り継ぐ為にトランジットルームで待つ事2時間。AA1211便でカンクンに約3時間で到着しました。現地時間は18日の夜8時半を過ぎていましたから、直ぐホテルに向かいました。
 「フェスタ・アメリカーナ・グランド・コーラル・ビーチ・カンクン」と言う随分長ったらしい名のホテルで3泊滞在しました。私にとっては今迄で最高に素晴らしいリゾートホテルでした。チチェンイッツァ、トゥムル等マヤ遺跡、シェルハ海浜公園を観光。
 
 21日(木)、メキシカーナ航空にて2時間余りの飛行でメキシコシティに到着。ホテル日航で2泊。メキシコ中央高原最大の古代遺跡「テオティワカン」、水郷ソルチミコ等を観光。
 
 23日(土)、いよいよ世界大会会場に向かいます。テキサス州ダラスで乗り換えサン・アントニオ空港に行くべきですが、混雑が予想されるとの事で、オースティン迄飛びバスで1時間半掛けてサン・アントニオのアダムスマーク・リバーウオーク・ホテルに夕刻5時頃に到着。
前夜祭会場 18:30 日通手配のバスでコンベンションセンターに向かい、首掛け名札を始め登録者グッズの入った袋を受け取る。この中にはお土産のサングラスも入っていました。暫く「友愛の家」の一部を覗き、向かいの前夜祭会場に入った。
 そこはラ・ヴィリタと呼ばれる公園風の屋外会場で、既にバーベキューの臭いが立ち込めていました。焼いていたのは大人の握り拳よりも大きい七面鳥の骨付きもも肉やコーンでした。最初は何の肉か分からず隣のアメリカ婦人に尋ねて分かった次第です。私達も滅多にこんなに大きな塊にかぶりつく事はないですよと、笑っていました。
 アルコール類は別途有料ですが、その他の飲み物等は全て参加費に含まれています。冷凍の食材を焼いたり、飲み物を注いだり、全てボランティアの人々で行っていましたから、結構良い収益を上げた事と思います。ロータリアンや夫人によるカントリーダンスやエレキバンドの演奏があり、会場は溢れんばかりの入場者でした。特段のスピーチも無く22:30迄続けられたようですが、私達は21:00頃にホテルに帰りました。
リバーウォーク 
 24日(日)、朝8時より市内観光に出発。先ずリバーウオークと呼ばれる運河を充電池を動力とした遊覧船に乗って川から観光。
 サン・アントニオの街造りはこの運河で洪水を防ぎ、景観を作り出しています。水の透明度はそれほど良くないですが、1年に1度の川浚えと毎日の水面の清掃で、悪臭やゴミは有りません。川の両側は遊歩道になっていて、ビルの陰と木陰が続き、テキサスは日中36度になりますが、ジョギングをしている人もちらほら見掛けました。この町はドイツ系の美人が多い事で有名だそうですが、ヒスパニックの人々の比率の多いのも全米で1番だそうです。
 川から上がり、アラモの砦に向かいました。アラモはキッと市外の荒野に在るだろうと思っていましたが、街中の北部に在りました。南北戦争の後、街造りが行われたのですから当然ですね。
「友愛の家」 昼食をマーケットスクェアで各自散策しながら摂り、ミッションサンノゼ(教会)などを見学して、約5時間の市内観光を終え再び「友愛の家」へ行きました。
 ここは昨年のブエノスアイレスとほぼ同様の広さとレイアウトで、広大な展示会場一杯にたくさんの物販ブースやロータリーの各種奉仕や趣味のコーナーが設置されています。この場で行き交う世界のロータリアン達と挨拶を交わし、バッジやバナーの交換をします。私はクラブバナーを持っていませんので、前夜祭同様、地区バッチの交換を行いました。
 一番奥には小さなステージと観客席が作られて、会員や夫人のコーラスやダンスなどお楽しみと休憩の場所となっています。
アラモ・ドーム ここより歩いて約10分、開会式が行われるアラモ・ドームに移動しました。米国とメキシコ国歌を唱い、騎馬による各国の国旗入場には驚き感動しました。広い会場の最上部(後部)の座席からですので、実物は小さく、舞台左右の大型スクリーンに拡大映写されるのを観ました。19時から開催される2640地区のジャパンナイトに出席の為、国旗入場を終えて、思いを残しながらホテルに帰りました。この時手に入れた24日付大会ブリテンによると登録者は21,103名・131ケ国でした。6月25日付では22,742名と増えていました。
ジャパンナイト 水田ガバナーの1年間のご苦労を慰労すると共に、7月から就任する前田ガバナーエレクトの船出を祝うジャパンナイトが19:00よりホテル3階のローズガーデンの間で盛大に開催され、他のグループや個人で大会参加された方など、地区関係者112名が集い21:30に散会しました。
 
 25日(月)、私達は、テキサス州の議事堂の見学に出発。
 
welcome 26日(火)、5:30モーニングコール。帰りはサン・アントニオ空港からの帰路に就きました。空港の壁や窓には、ロータリー世界大会参加者を歓迎する飾り付けが沢山有りました。それらの表示は
[ROTARY'SFIESTA]
「INTERNATIONAL CONVENTION」
としてあります。祝祭として、お祭り気分での年次大会です。到着もこの空港だったら楽しいお出迎えも有ったのではないかと残念に思いました。
 1時間10分の飛行で、ダラス空港に着陸。出国手続きはここで行い、AA157便は定刻の11:30に出発。13時間半の平穏な飛行で無事関西空港に着きました。
 
 年次大会はお祭りです。楽しいです。是非、来年のバルセロナ大会に参加しましょう!
 
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