リーダーシップフォーラム 提唱ロータリークラブ 堺東R.C

地区I.A.Cのリーダーシップフォーラムが開催されました。
 顧問の先生及びインターアクトの感想は次の通りです。


開催日 2001年9月15日(土)
委員長 橋 本 健 介

堺女子高校I.A.C顧問 小林美保先生
 今回のリーダーシップフォーラムは、キャップハンディ体験(障害を持たない人が、「障害のある状態」を疑似体験し、障害を持つ人の身体状況や気持ちの一端を理解するための取り組み)を行いました。
 キャップハンディという言葉を初めて聞いたというインターアクターも多く、ボランティアの指導スタッフ7名のご指導のもと、緊張しながらも、真剣に体験することができました。
 何事を行うにも、相手の立場、気持ちを理解することでお互いに触れあうことができるということや、少しの勇気を持ち行動することの大切さを学べたと思います。
 リーダーとして、今後の活動に、この体験を活かせることを期待します。
 参加者は、ロータリアン18名、インターアクター43名、顧問14名、卒業生4名でした。

清教学園I.A.C 浅香英美
 今回は、キャップハンディ体験をして普段は全然気にしていないささいなことでも、障害を持っている人にとってはとても大変なことなのだということを感じさせられました。
 今日、体験したことの中で私が一番印象に残っているのはアイマスクをして視覚障害者の方の気持ちを知ることができたことです。目が見えないと、平衡感覚がなくなってしまって何度も転びそうになりましたし、階段などの少しの段差にもとても恐怖を感じました。
 これからは、目の見えない方、足の不自由な方などで困っている方と出会った時は、今日体験したことや、教えていただいた手話などをいかしてお手伝いできることがあれば少しでも力になっていきたいと思いました。
 今回はとてもためになる体験をさせていただいてどうも有難うございました。

初芝富田林高校 夜久章香
 車イスを押すという経験は何度かあったけど、段差や坂までは押した事がなかったのですごく緊張しました。だけど、それ以上に自分が実際に乗った時の方が緊張しました。最初の方はいいけど最後の方はかなり手が疲れました。あんな短い距離で疲れたのに、車イスを使っている人はどんなに大変なんだろうと思いました。坂を登ったり降りたりするのはとても怖かったです。もし車輪が道からはずれたら…とか思うと少し冷や汗もかきました。短い時間の経験だったけど車イスの介助の仕方をほんの少しだけど学んだ気がしました。
 アイマスクを付けて歩くのはとても腰がひけました。一度歩いた道でも距離感覚をつかめないしすごくこわかったです。目が見えないってすごく辛い気がしました。介助の仕方もすごい難しかったです。目が見えてないからどういう風に説明したらいいのかわかりませんでした。目が見えない人のためにもっと色々な便利なモノが作られたらいいと身にしみて思いました。そして片手しか使えないって不便だと当たり前だけど思いました。書きたいように字が書けない。持ちたいようにお箸が持てない。すごいイライラして途中でやめたくなりました。毎日してたら慣れるのかもしれないけど、それまでがすごくしんどい気がしました。耳が聞こえないのがどんなものかわからないけど、きっと大変なんだと思います。自由にコミュニケーションがとれないのは辛いと思う。だから私は手話ができる人が増えたらいいなあと思います。言葉が通じないからコミュニケーションをとらないというのは寂しい事だと思う。今日の体験で私は障害があることの大変さを身にしみて実感したと共に介助の大切さを感じました。少しでも今日の経験をいかせたらいいと思います。すごくためになった一日でした。有難うございました。
 
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