世界社会奉仕(WCS)プロジェクト実施報告について

海南東ロータリークラブ
会長 
田中 丈士
国際奉仕委員長 
寺下 卓

世界社会奉仕(WCS)プロジェクト実施報告について

 平素は、当クラブの運営に格別のご指導、ご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。
 
さて、表題のことにつきまして、下記の通り、海南西ロータリークラブと共同で実施いたしましたのでご報告申し上げます。

                  


実施国名 フィリピン共和国
実施ロー夕リー DISTRICT 3860
マンダウエイーストRC(Club No.22374)
プロジェクト名 人ロ問題と生活改善プログラム
プロジェクト内容 ロータリーがイニシアティブをとり、国全体が直面している「人口問題と生活改善jをテーマにRCC(地域社会共同隊)組織をつくり、積極意的に活動を展開する。大きな目標として、貧困からの脱却を目指し、人口問題(家族計画と未来を担う子供達の教育)と生活改善を重点項目に掲げ、RIFPDプロジェクト(Rotarian Fellowship for Population and Development)として取り組む。
背景 フィリピンは未だ70%の人達が、貧しく飢えていて安定した仕事を持っていない。親が貧しいため子供は学校にも行けず、早くから親を助け、働き、場合によっては見捨てられている。
教育を受けられず、宇も読めないだめ、就職の機会が無いという状態が親から子に伝わり、悪循環となってしまっている。
また、経済的な理由と教育の問題で、避妊や出産に対する知識が乏しいことから、多くの乳児や幼児が成長過程で命を落としている。特にお産については、7~8割が自力出産で、病院や助産所での安全な出産がなされていない。病気にかかっても病院に行く費用がないため、病気がちな人が多く、貧困に輪をかけている。
具体的内容 1)出産健康管理の強化
  助産婦や出産サービス機関ヘの教育
2)デイケアセンター
  移動可能な託児所(保育)の試作
3)ファミリープランニングセンター
  閑村にセンターを設立し母親教育を実施
4)女性の生活改善
  女性の地位向上のための職場つくり

訪問期間    平成l6年2月5日~8日

訪問メンバー  4名(寺下 卓、楠部 賢計、林 孝次郎、花田 宗弘)

訪問スケジュール、その他につきましては、下記の報告掲載ホームページをご覧下さい。
http://www.kainaneast-rc.jp/wcs_2003/