ロータリーは、社会的な地位、宗教的な信条、そして国籍を異にする実業家と、専門職業人を集めて、お互いにもっと知り合えるようにし、その結果、思いやりと友好を深め、もっと人の役に立とうとしています。

ロータリーへの私の道

 

ロータリーの目標は抑制でなく、奨励です。受け身でなく、積極的人生を奨励しています。

ロータリーの理想と友愛

 

ロータリーの未来は、期待の神秘に包まれています。ロータリーの運営を展開するのは、新ロータリアンの皆さま方です。

米国、テキサス州、ヒューストンで開かれた
1914年R. I 国際大会でのメッセージ

 

 

会長・幹事・会員の皆様、いよいよ2000〜2001年度の到達する6月に入りました。この終盤の6月を迎え最後の努力をしましょう。「百里を行く者は、九十里を半ばとす。」という諺があります。これからが正念場です。「意識を喚起し―進んで行動を」し、最後の6月30日に有終の美を飾りましょう。
 21世紀に発展するロータリーのために、地域の人々と語り合い、行動し、ロータリーのイメージを高めるために努力をして参りましたが、最後まで頑張り、そして次なる年度へバトンタッチしようではありませんか。
 2005年に創立100周年を迎えるロータリーは、素晴らしい発展をつづけてきたところであり、驚嘆に値するところであります。しかし、一方では組織は複雑化しマンネリ化している思いがあります。今、我々は、今日のロータリーはどうあるべきかを考えるため、ロータリーの歴史の原点、クラブのできたときの原点、入会したときの原点を思い、変えてはならないもの、変えねばならないものを議論し、ロータリーとは何かをよく考え、自分達のクラブを見直し、21世紀のロータリーの基盤づくりをしようではありませんか。
 ロータリーは、人づくりの場とも言われます。ロータリーの奉仕は、すべて人々に関わっております。身障者・弱者・高齢者・青少年等あらゆる人々と関わっておるわけであります。人がいなかったらロータリーは存在しません。現在地球上では60億の人々が生活しています。そのなかで沢山の人が悩み、苦しみ、そして特に貧困とか飢餓で自分達の環境を破壊され家庭生活ができない、食事ができない、まともに成長できない子供達が沢山います。そういう人達がいる限りロータリーがあるのです。このようななかで今日的な青少年の問題、人口増加の問題、教育問題等を考えようではありませんか。
 どうか皆様、奉仕に参加し、ロータリーをよく知り、好きになり、楽しんで、ロータリーを皆様と共に作り築いてロータリーの発展につなげようではありませんか。
 去る4月22日から27日まで、シカゴで開かれていた規定審議会も終り、審議会の結果について、去る6月5日各クラブ情報・規定担当委員長会議で、代表議員として出席された中村幸吉パストガバナーから報告をしていただきました。すでにご承知のことと思いますが2001−2002年度からクラブの運営について変革を来すものも多くあります。充分な研鑽を積んでいただき遺憾なきを期していただきたく思います。

国際ロータリー第2640地区

   200020001年度 ガバナー

 水田 博史