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 岸和田RC 神藤英夫
 ただいまより米山記念奨学委員長会議を開催いたします。
 議事進行につきましては、地区委員長の河合様の方でよろしくお願いいたします。

 地区米山記念奨学委員長 河合利晴 ただいまご紹介いただきました司会担当の河合です。よろしくお願いを申し上げま。最初に、役員の紹介をさせていただきます。
米山奨学部門のカウンセラー、米山奨学会の常任理事をされておられます大丸様でございます。

 大丸昌讓カウンセラー 大丸です。こんにちは。

 司会 カウンセラー補佐をされておられます松下様です。

 松下光春カウンセラー補佐 松下です。よろしくお願いします。

 司会 次は、ガバナー補佐の音田様です。

 音田 篤ガバナー補佐 音田でございます。

 司会 あとはお声を聞きたいので、自己紹介をしてください。

 岸和田東RC 津田和一 初めまして。岸和田東RCの津田でございます。きょうは委員長が所用で代理出席させていただいております。よろしくお願いいたします。

 岸和田北RC 根来文男 おはようございます。岸和田北RCの根来です。よろしくお願いいたします。

 貝塚コスモスRC 西納 智 おはようございます。貝塚コスモスRCの西納です。代理で参りました。

 阪南RC 津田麗子 初めまして。阪南RCの津田です。先ほどの方と同じお名前ですけど、全く無関係です(笑)。お顔は時々拝見していました。何もわかりませんが、よろしくお願いいたします。

 泉南RC 中谷敏之 おはようございます。泉南RCの中谷です。どうぞよろしくお願いします。

 関西国際空港RC 奥田皓策 奥田でございます。よろしくお願いします。

 りんくう泉佐野RC 明松 優 おはようございます。りんくう泉佐RCの明松でございます。よろしくお願いいたします。

 泉佐野RC 泉 實 おはようございます。泉佐野RCの泉でございます。よろしくお願いします。

 司会 ありがとうございます。IM6組の皆さんですから、今まで何回か会われている方もあると思いますが、今年はとにかくちょっと早くスタートしまして、既にカウンセラーのセミナーを恐らく日本で一番最初にやりました。それから、委員長の会合をやりまして、米山委員会の方針というものを皆さんにお話しさせていただいております。また繰り返しますと、屋上屋を重ねて、またかと思われるかもわかりませんが、ある意味でいろいろなことをもう一回徹底して反すうしていただくということも重要だと思いますので、まず、大丸昌譲カウンセラーから米山奨学会全般にわたっての要点のお話をしていただきます。よろしくお願いいたします。

 大丸昌讓カウンセラー きょうは皆さん方、土曜日のお忙しい中、事前会議においでいただきまして、ありがとうございます。平素は米山記念奨学会に対しまして第6組のクラブの皆様方に非常に温かいご協力をいただいておりますことに心からお礼を申し上げたいと思います。
 河合委員長が全般的な話をせよということですが、それは時間が余りましたらさせていただこうと思います。
 もう米山月間に入っておりまして、皆様方のクラブにおきましては、委員長さんの卓話であるとか、あるいはまた今年はビデオを各クラブに配布をしていると思いますが、ビデオを流して、後インフォメーションをしていただくとか、あるいは奨学生をお呼びして卓話をしていただくとか、あるいは地区の役員をお呼びして卓話をしていただくとか、いろいろ月間のご準備はされていらっしゃると思います。
 委員長さんのお仕事は、ご寄附をいただくことと奨学生のお世話と、そして米山奨学会の意義といいますか、そんなことを皆さん方にお知らせをしていただくのが主な仕事でございますけれども、事業報告書を昨年度6月末で整理いたしまして、8月のかかりにはでき上がっておりまして、8月末に米山奨学会では理事評議会を行いまして、ご承認をして印刷にかかりました。9月10日ごろに各クラブに今年は10部ずつ送っておりますので、もちろんご覧になっていただいているかと思いますが、これを見ていただきますと大体わかりますので、これだけで30分や1時間ぐらいの卓話は十分できると思います。それが入っております。大変でございますが、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。
 後ほどまた皆さん方のクラブの現状とか、あるいはご質問等いただきまして、それにお答えをさせていただきたいと思います。要は気楽にきょうはお話ししていただけたら結構と思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 司会 気楽にいきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 米山奨学委員会につきましては、この間米山委員会をやったときの帰りぎわに、あることを言われたんです。「米山委員会は変わってないのう」と。変わりようないんですよね、一応決まったことを決まったとおりにやっていく委員会ですので。
 ただ、内部的な取り組み方というものについては、僕たちは変えていきたい、もっと積極的にやりたいという願いがあるんですが、残念ながら表面に出てくる部分は、太平洋の波のように静かに変化がないというようにとられても仕方ないと思います。委員会の方は多彩ないろいろな催しを計画したり、これから新しい人たちの受け入れとかいうようなことも多々ありまして、非常に多忙なと言ったら我田引水的な表現になりますが、多忙な日を送っております。
 ちょうど7月にスタートいたしまして、きょう現在に至るまで、先ほども申しましたように、カウンセラーさんのセミナーと委員長さんのセミナーをしましたので、大体今年の意気込みも感じていただけたら幸かなと思っておりますが、当委員会といたしましては、学友委員会というのが今までございました。ところが、今年はなくなっております。学友の仕事もなく、非常に戸惑っておりますけれども、そういうことも引きずりながらやっていきたいと思っております。
 カウンセラーセミナーのときに、とにかく奨学生たちともう少し心の触れ合いを深めてほしい、ただ奨学金をお渡しするだけではいけないということを申し上げました。それは何故かといいますと、あの学生たちは国を離れて本音は非常に寂しい生活をしているわけです。そういうこともさることながら、カウンセラーさんにいろいろご相談をかけてきたと思うんですが、まずクラブ全体の方に奨学生さんと接する機会をたくさんつくっていただきたいと申し上げておりました。受け入れのないクラブの方にはちょっと余談になるかもわかりませんが、またいつか自分のクラブにも回ってくることがありますので……。どこに座ってますか。泉佐野RCさん、どうですか。

 泉佐野RC 泉 實  奨学生は各テーブルを回るようにしています。

 司会 関西国際空港さん。

 関西国際空港RC 奥田皓策 カウンセラーになって、今のところはまだ回数が少ないのですけれども、カウンセラーの横に座っていると思います。来月10分ぐらいしゃべる予定です。

 司会 米山月間のですか。

 関西国際空港RC 奥田皓策 そうですね。このごろとめどなく話します。

 司会 30分卓話されて、あと15分どないされるんですか。

 関西国際空港RC 奥田皓策 あとは、予定なのですけれども、ビデオを見てもらおうかと考えています。

 司会 貝塚コスモスRCさんのチャン・スーピーさんはどうですですか。

 貝塚コスモスRC 西納 智  陽気な子ですね。

 司会 どこに座っているんですか。

 貝塚コスモスRC 西納 智  委員長の横に座ってますね。

 司会 この間、クラブカウンセラーにテーブルをかわっていってほしいんですよとお願いしました。ということは、奨学生とカウンセラー、奨学生と委員長だけのことになってしまって、ほかの会員は、「あんな子おったんかな」というようなことになってきたら、これからの募金活動に影響してくるんです。
 岸和田北RCさん。

 岸和田北RC 根来文男 今のところないんです。

司会 岸和田RCさん。

 岸和田RC 神藤英夫 才門三郎パストガバナーがカウンセラーをやっているので、すぐ横に座っています。私らも行って話をするようにしています。10月16日に卓話をやってもらいます。

 司会 ヤン・ピンという子は芸術大学で映画をやっている奨学生です。だから、そういうセンスが非常に鋭い子なんですね。将来が楽しみです。
 ただ、学生たちに聞いたら、ちょっと心配なんですね。「何を言うていいのかわからない」と言ってるから、「何も言わんと座っていたら話しかけてくれるから」と言うてあるんですけど、ロータリアンの方から接していってもらいたいですね。
 岸和田RC 神藤英夫 先々週ですか、クラブの方へ来てもらった帰り、ちょっと1時間ほどいろいろと話をしたんですが、映画のこととか、いろいろ言うてました。

 司会 この奨学生は、なかなか連絡してこなくて、どうかなと思ってたんですが、この間金沢旅行に行ったんです。そのとき初めて会ったのですれけど、非常にセンスのいいお嬢さんです。

 岸和田RC 神藤英夫 何か機会あるたびに一応は誘っているんですけれども、大概忙しいみたいで、まだほかへは連れては行ってないんです。今、私らで薬師寺のお世話をいろいろしているもので、芸術にも関係あるし、あっちの方へ一回連れて行こうかなとは思ってるんです。

 司会 それはいいことですね。岸和田東RCさん、いかがでございますか。

 岸和田東RC 津田和一 まず、テーブルの件、先ほどから言われているんですけれども、うちは3カ月に1回テーブルを変えるようになっているんです。だから10月にはまた変わります。今まではずうっとカウンセラーの横だったんですが、みんなの米山奨学生やということを理解しましたので、10月になって席を決めるときには、席を回ってもらうようにします。3カ月に1回なんですけれど。
 それと、10月に卓話をお願いしております。第2週目に奨学金をお渡しするという形になっておりますので、そのときに卓話をお願いすることになっております。

 司会 何ぜそんなことを聞いたかといいますと、10月の月間に向けて各学生のいるクラブは、今言われたように卓話をするということが義務だと言っていますので、必ずすると思いますけど、お世話していただいていないクラブにつきましては、月間をどんなふうに過ごされるのか。これはいろいろ計画されていると思いますが、今大丸さんの方から言われたように、ビデオテープとか、CDもあったかと思いますけれども、これは私は武器になると思います。内容を見ていただきましたか、各クラブに配ってますけど。見てないですか。見てください。必ずクラブにあるんです。今年は米山奨学会もお金をかけて全クラブに配布したんです。これはいいでしょう。物すごいカットしたダイジェストですが、見ましたか。

 泉佐野RC 泉 實   見ました。

 司会 説明するのに、いいでしょう。きれいし。

 泉佐野RC 泉 實   そうですね。なかなか表現をようせんけども、自分は米山について少しはわかりました。

 司会 貝塚コスモスさんは。

 貝塚コスモスRC 西納 智 クラブに帰ったら探してみます。

 司会 これはやってもらったら絶対にいいと思うんですよ。感動すると思うんですよ。何でそんなことを言い出したかというと、これもやってほしいんですけど、ほかのクラブさんから、卓話は地区米山の方から回してくれへんかという話が全然なかったんやけど、要らんのか

 大丸昌讓カウンセラー  僕はパストガバナーになってから毎年、7〜8クラブは行っています。

 松下光春カウンセラー補佐 僕は2つか3つあった。

 司会 僕の言っているのは学生です。学生に来てもらったらいいなと思うんですけど、うちのIMは出てないんですよ。よそは来てほしいと言うてきたところが6クラブあるんで、米山奨学生を頼んで配置していってもらうようにしたんですが、もう始まるし、また何かの機会で米山奨学生の卓話が欲しいというときは、私に言ってください。また交渉して誰か行ってもらいます。
 米山月間というのは、ご存じのように、米山の事業の周知ということも大きな仕事です。ということは、ある意味で寄付金を集めるということが私たちの委員会の大きなテーマになるんですが、今年、ガバナーの方針として、 余り言っておられないのですが、委員会といたしましては、大体去年の実績ぐらいは皆さんにお願いしたいと、これは頭を低くしてお願いしたいと思っておりますが、その辺のことを月間にいろいろ検討していただいて進めていただけたらなと思っております。その点についてはどんなもんですか。

 阪南RC 津田麗子 私自身、初めてこの米山を担当します。急に委員長が退会したものだから、ほかの青少年からこっちへ委員長にということで急きょ変わったんですね。早速、米山の本をとりあえずまず読んで、それで自分なりにある程度把握し、この間カウンセラーか委員長セミナーのときにちょっと聞かせていただいて、ああ、こういうもんかなというのをある程度把握して、先ほど奨学生に来ていただいたりとか、今回うちは預かってないんですが、この月間に私と同じような感じの会員さんもたくさんまだあると思うんですね、はっきり言って。だから、私なりに本を読んで、そしてこの間聞いた話をとりあえず月間に、もし卓話が当たっておれば、そういうことを会員さんに話をして、その後で実績とかそういうのは、私自身もまだこういうところで言うべきかどうかわからないけれども、寄付とかそういうところ、絶対これだけとか、そういうようなものはまだそこまで来てないんです、はっきり言うて。
 だから、自分自身がわかると同時に、私と同じような会員さんも多々あると思うので、その方に米山というものをわかっていただいて、その後、会員さんで判断していただくと。今年の委員長として私はそのようにやっていこうと思っているんです。

 司会 泉南RCさん、いかがでしょうか。

 泉南RC 中谷敏之 私も新しいんですが、古い会員さんがたくさんおられますので、米山のことをあえて説明するほどのこともないんですけども、この月間を第1例会でビデオを見て、それで第3例会が奨学生の卓話と思っているんです。その後に個々に聞く等のことは、私個人からお願いしようかなと。あと少しで功労賞とかいろいろありますので、その方をピックアップしてお願いしようかなと、そんなように思ってるんです。

 質問者 目標額を何ぼにするんやというときに、もうちょっと上げておいた方がよかったかなという気がするんですけれども、会長からは集めてこいと言われましたので、そのギャップがあると。各メンバーからは、「ラブレターありがとう」とか、「ああ、ラブレターね」と言いながら、「責任、何ぼや」ということを言うてくれるんですけども、ちょっと高い目に言うておけばよかったかなという気はします。その辺のギャップがあって、余りこれ以上言って嫌われても……。
 10月の最初、今週の水曜日の例会で私が卓話させていただいて、その後、多分第2週、第3週、10月いっぱいぐらいかかるかもしれませんけれども、例会のときの開始前に受け付けで私が立ちまして、来た人に片っ端から「あんた何ぼや」と。過去の実績というのがございますから、それで恐らく目標額は達成できるんじゃないかと。ただ、金額は個々人の考え方によりまして相当開きがございます。古い方でもいまだにゼロの方がいらっしゃいますし、3万円ぐらいしてくれる方もいらっしゃいますけれども、基本的にはどうも歴代のうちの米山の担当者は、任意の寄付金やというふうに考えていたみたいですね。

 大丸昌讓カウンセラー   絶対に強制はいけませんね。

 質問者 うちのクラブは、会長、幹事は30万円出されました。会長が出さないと皆出しませんからね。
 まず、月間を盛り上げて、きょう出そうという気分になってもらったころで、まず一例として奨学生の卓話ということで準備しているんです。それから始まって、ナイトフォーラムで勉強会をずっとしておりまして、そこに出席しております。実はそのときに講師をお願いしまして、そしてそのときにできるだけ参加者全員が寄付をせなあかんような雰囲気という形に持っていきたいと思っております。いずれにしても、特に10月は月間ですから、それでムードを盛り上げていく。そしてそれが寄付金ということでリンクすればいいなと思っております。

 司会 きょうの話を聞いて帰って……。岸和田北RCさん、いかがですか。

 岸和田北RC 根来文男 うちの場合は、いいことなのか悪いことなのかわからんのですけど、会費の中に含んでいるというやり方をしていますので、財団であったり、部会費も米山さんも全部含んでますので、認識はどちらかいうとちょっと薄れているかもわからんと思いますので、10月の第2週目ですか、卓話があるので、ビデオとこういう内容になってるんですよと。というのは、新しいメンバーさんの場合だったら、これで当たり前なんやと、よそのクラブも皆こうなんやというふうに思ってはるかなと思いますので、実はこういう内容になってるんですよと。他クラブさんは米山委員長がお願いして集めてるんですよということをわからせないといかんかなと考えております。

 岸和田東RC 津田和一 委員長になったのはもう5年ほど前なんですけど、委員長になる前は、まず寄付金の集め方は、強制ではないですよと言われていたんですが、みんなが「米山とロータリー財団は、寄付集め、金集めばっかりやんか」と言うんです。自分では理解ができなくて、寄付をせなあかんと言われるからしているけど、自分はこのことは全然わかれへんから、反対ばっかりしてたんですよね。「強制と違うのに何でせなあかんねん。クラブでこんなんせなあかんねん」と。
 その中で委員長を持ってこられたときに、「もう言われたらせなしゃあないな」と言うたときに、しおりを読ませていただいたら、奨学生に対して奨学金を、陰で渡してくださいよと。表で出したら、上から下に見下げてお金を渡すような形やからというしおりがあったんですよね。それを見たときに、これはおかしい。これを何とかみんなの前で渡すようにしようやないかと思って、前の前の委員長に聞いても、「前で渡すのはやめといた方がええよ。米山から言うてきてるんやから、もうそんな変わったことはしな」と言われました。あまのじゃくの私は、前で渡したくなって前で渡したんですよ。毎回じゃないですけどね。2カ月か3カ月に1回渡しましたよね。
 そのときに言ったのは、我々の米山奨学金はこの人のために使ってほしいということで皆に寄付をお願いしたいと言ってPRをしたんです。
 その中で、寄付金の問題がありますよね。特別寄付と普通寄付があって、3万円が特別寄付ということで言われている。「普通、2万円と違うの」という疑問もあったんですよ。「地区は2万円と違う? 2万円やったらクラブから出してる6,000円入れたら1万4,000円でいいんじゃないんかな。何でこれが3万円やねん」という疑問があって、過去ずっと3万円やと言われたら、結局それは仕方ないなという話になったわけです。
 そのときに、せめてみんなから寄付をわかってもらいたいという事で、1,000円でも構へんから全員からお願いしますということで全部に回して、あの年度だけは全員から寄付をしていただきました、強制ではなく。確かに、金額にはばらつきがありました。でも、全員からしていただきました。というのが今までのクラブの中での思い出ですかね。

 大丸昌讓カウンセラー  2640地区のIM第6組、例年非常に成績のいい組で、いつも地区内のベスト10の中へは3クラブも4クラブも入っていただいているというのが現状でございます。ご存じのとおり、2640地区は全国でも2番ぐらいをいつもキープしていた。去年もそうでございましたが、その中でも特にトップの好成績の組でございます。
 それと、津田さんが申されましたが、普通寄付金は前半3,000円、後半3,000円の6,000円、地区の目標としましては2万円ということでお願いしてずっと来ましたが、それにつきましては、普通寄付金、特別寄付金を合わせて2万円をクリアしたいということでございます。多いクラブにつきましては3万円を超えています。
 特に、トータル的なことを申し上げますと、古い方の岸和田ロータリークラブがトータルでも8,500万円ぐらいで全国でベスト10の4位か5位ぐらいにあると思います。ただ、その点、岸和田クラブも当時は会員100名ぐらいを維持していましたが、まだまだ300名もあるクラブをはるかに超えているというような好成績のクラブでございます。
 そういうことを踏まえて、余り皆さんに寄付、寄付ということもどうかと思いますが、やはり寄付によって奨学生への支援ができているということをクラブの皆さんに徹底していただけたらと思っております。

 司会 最後に岸和田さん。

 岸和田RC 神藤英夫 私は今度初めて委員長をさしてもらうんで、お金集めも今度が初めてなんです。それで今自分が思っているのは、10月16日に奨学生に来てもらい、お渡しするんですが、今何しようかなと。今聞いていたらビデオもええかなと思っているんですが、みんなから納得して寄付というんですか、米山のことをもっと知ってもらうのにどないしたらええやろかと、今まだ考えているとこなんです。どっちにしても16日の日にはせんと仕方ないなと。それでみんなに少しでも理解してもらって、気持ちよく金は出さんやろと思うけども、それに近い形で出していただくような話に持っていきたいなと思っています。
 現在までは私らも10月前後に「例年どおり頼みます」とか、「どうですか」とかというような話を委員長が個人的にされて、それで「うん、いいよと」いうのが大半です。断る人はないでしょうね。そんな形で寄付を集めているというのが今までの現状ですけれども、さっきも言うたみたいに、なかなかみんなが納得してるかどうかというのは非常に難しい。私自身、今度委員長になって、自分がわかれへんかったから今度はみんなにちょっとでもそれをわかってもらってから話しするのがいいかなと、今現在はそう考えています。

 司会 一応、地区目標は1人2万円を掲げてあるわけです。それ以上はご努力で、今言われた会員のご了解が得られるようなことをしていただいて集めていただきたいと思います。それには別に天井はないんですが、ほどほどということもあるかもわかりません。これはずっと続いていきますので、この年はこんなんや、この年はこんなんやというたら具合悪い。そういうことも念頭に置かれて、今岸和田さんは奨学生がおられますので、いい条件にあるわけですね。その子も何かしゃべってくれると思いますし、私、委員長としましては、クラブさんに対してはそういうお願いはせないかんと同時に、奨学生たちはどういうことをしているんかということを皆さんに知っていただきたいなということも一つあって、学生たちにはいろんなことをしてもらおうと。それにはどういうふうに参加してくれるんかというようなことを今計画してやっているんです。
 この間は金沢一泊研修というのをやりました。早速今、感想文を送ってきてくれてます。これも40字、縦51行と言ったら、ぱちっと皆打ってくるんですよ、この子らは。
 次に11月10日に国際交流会というのを初めて米山と共催でやります。それはどんなことをするかといいましたら、米山の学生たちはもう大学生、大学院生ですので、いろんな経験があるやろうから、高校生に対していろんなことを教えてもらえるやろうと。
 まず掲げましたのは、「国際理解は食文化から」というテーマを上げたんです。学生たちに、「自分の国の料理ができますか」というアンケートを出しましたら、大半の子ができると言うてきたんです。高校生が130人、大学生が23人ほど、それで中国の子は中華料理をつくるやろうし、タイの子はタイの料理をつくるやろうし、そういう料理を教えてもらいながら国際理解をする。そういうチームと、会話教室というのを、3つか4つの国でつくりまして、学生たちに教えてもらう。それから、「私は音楽を教えられます」という子がありまして、それは中国の子やから多分中国の歌を教えるでしょう。一番最後に、「私は韓国舞踊を教えます」という学生がおりまして、韓国舞踊を1時間半で教えて発表する段階までやりますというので、この日は国際色豊かな交流会をやります。
 これはひとつロータリーの皆さんにわかっていただきたいなということもあるんで、参加していただくのは結構なんですけど、何かの方法で皆さんにこういうことも米山の学生はやってますよということをわかっていただけるような手だて、ムードづくりをやろうと、今計画しております。
 奨学金ということになりますと非常にシビアな考え方もあるんですけれども、 要は今集めているお金は、今年の奨学生に使うお金ではないわけですね。今年の子については、米山奨学会としては今まで積み立ててある部分から崩して、今全国で1,000名の学生に給付しているわけですね。次年度はうちの地区としては、松下さん、19名になるのを言ってくれませんか。

 松下光春カウンセラー補佐 本年度は新規採用が25名ありましたが、次年度は19名になります。それはなぜかといいますと、年間につきましては、奨学生をお世話しているのは32名ぐらいですが、寄付金の問題で1人ずつぐらい減っていく傾向にあります。今、河合さんがちょっと申されましたとおり、過去3年前の寄付金と現在の応募資格を持った留学生の数、2640地区内の大学で寄付枠が60%、応募資格を持った学生数が40%を全国トータルで割ったものでお世話する人数が決まってまいりますので、来年19名になるということは、12名という今年お世話している学生が2年間継続で奨学金を受けられる生徒が残りますので、31名か32名ぐらいから12名を引いた残りが新規採用ということになってまいります。その前の年は2年継続の方が8名でしたので、25名も採用できたわけです。当初は24名でしたが、1名追加ということで25名新規採用しまして、今お世話をいただいております。
 それと、世話クラブカウンセラーをお願いするにつきましては、3月いっぱいで非常に期間が短いということ、それとカウンセラーを決めていただくのもクラブの理事会を通していただかないかんという関係がありまして、非常にご無理というか、急きょお願いしなければならないようなことになるときもあります。今年でいいますと、関西国際空港さんにも急きょお願いした。あるいはまた、和歌山南さんの前窪エレクトさんの出ているクラブにも1週間ほどで決めてほしいということで急きょお願いしましたこともあります。
 ただ、世話クラブにつきましては、地区内全クラブからお世話いただきたいんですが、遠方のところは無理で、それと大阪には1クラブだけ何ぼお願いしてもどうしてもあかんというクラブがあります。そういうこととか、だんだんといろんな面で奨学生を送ったり、卓話に行ったりということで、そういうアレルギーというか、そういうクラブも少なくなってまいりまして、現在85%ぐらいのクラブがお世話いただいた経験があるということです。
 2年継続の方は恐らく面接試験のときにわかりますが、そういう2年受けられるとか1年で終わりとかというようなことまでこっちの方は計算してませんので、偶然に2年受けられる方が成績が優秀だったので通ったということで、そういう点で来年は19名で1人少なくなります。そういうことでございます。

 司会 それと関連して、この間委員長さん方に全部アンケートをとらしてもらった中に、国が偏っている、もっと平等には配れないかという意見が2〜3ありました。この件につきまして、きょう皆さんにご了解をいただきたいと思うんですが、地方によって中国の学生が少ないところもありますけど、この地区は割方中国の学生が多い地区だと思います。米山の方からでは50%を超えないようにということを言われているんですが、今、米山の方にご了解をいただいて、58%ぐらいになっているんです。中国の学生がちょっと多いんです。
 だけど、この間から松下さんと大学をずっと訪問しているんですけど、ほとんどの大学は中国の学生が圧倒的に多いわけですよ。そんな中から推薦していただく人数を有資格者といって、こうこうやったら受けられますよという資格のある学生の数を対象にして、各大学、一番多いところで10人ぐらいかな。できるだけ中国の学生が多くならないようにということでお願いはしてありますが、どうしても中国の学生は優秀なのか、出てきても割方試験に通るんですよね。ですから、皆さんの方にカウンセラーしていただくのも、中国の学生が多くなるという現実はありますけども、地区といたしましては、各大学には「特に少ない国の子でも出してくださいよ」ということは頼んでありますので、今年もタイの学生が2人おりますし、ネパールやベトナムの学生もおります。もちろん今までは台湾、韓国が圧倒的に多かったんですけれども、台湾の場合はちょっと制限したので、中国の学生が圧倒的に多いんです。
 これはある意味で喜ぶべきことではないかと思うんですよ。例えばこの間マレーシアのマハティールが、「既に日本のように経済破綻している国には余り興味はない。ルック・イーストをやめるんや」というようなことを公言しているような時代ですので、それでも日本に来てくれるということは、ありがたいことではないかなと思うわけです。
 現状は、台湾の学生でも中国の学生でも、よくできるのは全部アメリカへ行ってしまう。その中から日本を選んできてくれる学生に対しては、絶対的な暖かい心で迎えてあげたいなという気持ちもありますので、その辺ご了解をいただいて、中国の学生も受け入れるように、注意をしながら採用していきたいなと思っております。よろしくお願いします。それから、こんな紙が来てますか。見たことないですか。会員数に応じて各クラブへ部数を全部送ってあるはずです。 見てください。これも米山月間の一つの武器ですから。今、岸和田さんが持っていますけども、クラブの委員長さんでも事務局と余りうまくいってないところが多いのかどうか、米山から送ってくる資料は若干あるとは思いますが、余り見てくれないというのが実情です。もう寄付にしても何にしても全部月々送ってきますので、そういうものは必ずお目通しいただいたら、自分のクラブの状況がどうなっているということもよくわかると思います。それはクラブ会員数を全部送っているはずなんです。これをご存じの方、手を挙げてください。ほかの人は皆知らないんですね。事務局がしっかりしているというのと、やっぱり幹事が書類を見るわけやからね。そしたら、この機会にクラブの事務局で一遍見てください。「米山から書類が来てるやろ」と言うてください。
 ここに一ついいことが書いてあるんですよ。今まで特別寄付の免税措置は3万円、3万円と言うていたときがあるんですけど、今1万円でもいけるんです。それもそこへ明記してますので、紙を見つけて皆さんに配っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 大丸昌讓カウンセラー ちょっとお話を聞いていまして、寄付のお願いなんですが、私どもの地区は、地区もクラブもお願いする方法とか慣習とか、そういうのができ上がっておるように思います。ですから、私も12年前のガバナーですが、会長幹事会は14あるわけですけども、そういうところへ出てまいりまして、会長さんのお顔が14ですから、会長、幹事が28人集まるんです。知っている方は4〜5人しかいないから、やっぱりどんどん変わっているんだなという気がいたします。そんなことで、寄付はあくまでも寄付ですから、やっぱり善意の気持ちでお願いをするという姿勢が一番大事だと思います。
 この前も申し上げたんですが、クラブの会員さんの米山に対する寄付の明細というんですか、電話したら米山奨学会からすぐ送ってくれますから、そういうものをとっていただいている委員長はちょっと手を挙げてください。――クラブの各会員の成績表といいますか、寄付額の一覧表です。あれは言わないと来ませんからね。一遍奨学会へ電話して、岸和田東の会員の現況を送ってくださいと言ってとってください。そして調べてみてください。
 
 岸和田東RC 津田和一 この間そういうお話を聞きまして、事務局へ帰って「これをとって」と言うたんですね。「皆ちゃんと持ってます。うちのクラブでは、自分ところの会員のデータは全部つくってます」ということでした。
 
 大丸昌讓カウンセラー
  だけど、それは間違ってるかもわからない。それは事務局に言わないで、津田さんが会社から奨学会へ電話をかけて、自宅へ送ってくれと言うたら送ってくれますから、一遍とってください。それで、一遍合わせてみてください。そしたら、「あんたが言うてるけど、ここ違うやないか」、「この人は違うやないか」とか、いろいろ出てきますから、あれをとっていただいたら、「こんな人一つもしてないな」とか、「こんな方がいっぱいしてるな」とか、いっぱいわかりますから。
 それと、寄付をしたきっかけはどういうことなんだと奨学会で調べました。一番多かったのは、「会長さんや米山委員長さんからお願いがあったので寄付をしました」というものです。だから、非常に現実的な話だなという感じがしました。2つ目は、米山奨学会のことに対して委員長からいろんなインフォメーションをいただいたり、書類を見たりして、米山の事業に対しての理解があるからさせてもらうんだということです。米山奨学会のカウンセラーをやったりして、米山が好きだからということです。3つ目は、義務だと思うからするんだと。そんなことがアンケートに出ていました。
 ですから、堅苦しい話でも米山奨学会の意義とか目的とか沿革とか、難しいことを書いてますが、そういうものはやっぱり最初にばーんとわかりやすく話をして、卓話に入っていただいたらいいなと思いますね。
 それと、私は長いことロータリーに来させていただいて思うのは、やっぱりロータリーといえども持ちつ持たれつですよ。「あのときに顔を立てて寄付してくれはったな。彼が会長やったらやっぱり応援しようか」とか、「あのとき頼みに行ったけど、一つもしてくれへんかったな。あの人が今度何々委員長をやったからというて、まあまあほどほどにしとこか」となりますから、やっぱり私は持ちつ持たれつだなと思うのと、できるだけ何かしてあげられるときはしてあげた方がロータリーにかなっているなという気がいたしました。
 それと、採用枠ですが、松下さんからもお話がございましたが、2年前でしたか、そして4月1日に私どもの地区内にある大学の留学生で奨学金をもらえる方、そういう人数を調べました。それが40%、給付枠が60%でした。それで採用枠を決めております。そんなところです。

 司会 うちの地区だけは、もうほとんど全部の大学にあいさつして、もらっていただくようにやっているんです。ある大学だけというわけにはいかないので、1人の学生しかいないというところでも回っていってやっていますが、大学によって全然無関心なところも1校ありました。この大学は来年からもう意味ないなと思ったところもありますが、ほかは認識が高まって、ロータリーの米山の奨学金を非常に大切に思ってくれているみたいです。
 この間旅行に行っても学生たちに言いましたし、各大学の事務所へ行っても担当者に、「私たちのいうたら厚意で集まったお金で奨学金を渡しているんやから、国費で出てくる奨学金とは全然温かさが違いますよ」というようなことも言うてるんです。ですから、学生たちにもそれはかなり徹底していると思いますので、学生たちがロータリアンなりカウンセラーに接する態度は、違ってきていると思います。もらったらもらった切りという学生もおりますね。
 だけど、それやったらせっかくロータリーの皆さんが厚意を集めてやっている奨学金に申しわけないということで、それは渡し方は別として、気持ちとか精神とか知ってますかということはうるさいくらい言うてますので、だんだん変わってくると思います。今度クラブに卓話に来ても、ちゃんとやってくれると思います。
 その辺は変わったなと思います。学生がどうやってくれるかはちょっとわかりませんが、変わったと思えるようなことはやってくれると思いますので、ひとつ迎えてやっていただきたいと思います。
 大体予定の時間ですが、終わる前にこれは聞いておきたいなということがあれば、僕たちでお答えできるような質問がありましたらお聞きいたしますが。

 大丸昌讓カウンセラー   まだ本決まりにはなっておりませんが、米山功労者は30万円でしたね。あれを10万円にしようという話が出ていまして、今年は無理でしょうが、多分来年度ぐらいはそうなってくると思います。今は30万せんと米山功労者にならないですね。多分10万円に下がると思います。

 司会 今年世話クラブになってないところには、また来年私が今度はお願いせなあかん番ですので、精いっぱい回しますからとか言うて、この間そんな冗談を言われたんですよ。「支援金たくさん出したらええ子が来るんですけど」と言われるけど、「そんなん決まってないわ」と。だけど、「来る子は皆ええで」と言うてるんですけどね。やっぱり難関を突破して日本の大学へ入ってくる子だから、今、回している感想文でもほとんど間違いがない。きっちりタイプを打ってくるから、すごいなとは思うてます。
 音田さん、何か一言お願いできますか。和やかな会ですので、難しい話はなしで結構ですから。

 音田 篤ガバナー補佐 私も地区委員はもう4年ほど前まではやったんですが、あと米山としばらく離れてクラブのことばかりやってたものですから、いろんなやり方も大分変わりまして、大学推薦になっておりますし、こっちから先に選んで選考するんじゃなくて、大学から推薦された中から選考ということで、大分条件も変わってきているようです。でも、私らのクラブへもほぼ毎年1人はお引き受けしているんですが、皆いい学生ばっかり来てくれてます。クラブへ来て、クラブの雰囲気にもなじんでくれるし、会員たちとの交流といいますか、それがカウンセラーさんのやり方にもよるんでしょうけれども、例えば忘年会とか、あるいはクラブで家族例会をやるというふうなときに声をかけますと、来てくれますね。そういうふうに招待してあげる、それからまたカウンセラーが、これは多少ご自身の負担になるかもわかりませんが、たまにはご自宅へお招きになって、日本の生活もちょっと見てもらえると役に立ってるかな、そんなふうな感じがします。
 そういうふうな形でやっていったら、カウンセラー制度があるというのがこの米山の一番大きな魅力だと私は思っております。お金の方は頭割りで取るんじゃなくて、あくまで任意だと思います。ただ、任意で出したくなるようにしようと思ったら、米山奨学会の奉仕の形が目に見えた方がいい。そうすると、はるか遠隔の土地のクラブには気の毒かもわかりませんけれども、なるべくならどのクラブにも満遍なく奨学生が行ってくれるといいなと思うんです。それぐらいです。

 司会 何か質問ないですか。なかったら終わりますが…… 音田さんのお話で、きょう僕たちがしゃべり切れなかったこと、家庭に招いてあげてくださいというようなことは、ある意味で具体的にしてあげやすいと思いますので、そういうふうにしていただくと。既にやってはる人もあると思いますけど、そういうことで奨学生たちの情緒をある意味で安定させてやってください。
 少し時間を余しますが、これでこの会は閉じたいと思います。皆さんどうもありがとう


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