ガバナー地区運営方針
修復・再生と職業奉仕
故佐藤千壽翁の著書「私本・人作りロータリー」の中に「悪魔は決して善人に味方になってくれとは頼まない。ただ善人が何もしてくれないことを願うだけだ。そうすれば、この世は悪魔の思うままになる」と、そして「ロータリアンは皆善人だ。しかし善人であるだけでは駄目なのであって、我々は積極的に善を為さなければいけない。我々が遠慮して黙っていては、世の中はちっともよくならないのだ」とあります。しかし現実のロータリアンはどうだろうか。黙っている方の方が多いのではないでしょうか。このたびはガバナーノミニーを選出する際のルール違反から起こった醜い悲しい対立を修復・再生を図ることがまず先決だと考えています。「何かを成し遂げようと思うならば、ありとあらゆる知恵を振り絞らなければなりません。それにはまず、自分自身の内側から始めるしかないのです」とRI会長カルヤン・バネルジー氏が教えてくださっております。そこで私は本年度は個々のクラブを公式訪問させていただき(合同例会ではなく)会長様・幹事様との懇談を持ち、例会で皆様とお会いしてお話をさせていただき、更にクラブアッセンブリーにも出席させていただきたいと考えています。
ポール・ハリスの語録の中に「物事は極度に悪くなれば、もうそれ以上は悪くならぬ」と言われております。これを機に良くなるばかりの第2640地区です。
一年を走り抜けるために二年の助走期間があるはずです。私はその助走期間が3週間しかありません。これではご満足していただくようなことはできません。ご勘弁を頂きながらで走り抜けますのでどうか温かいご理解とご支援を切にお願い申し上げます。
次に活動目標ですが、一本に絞って 改めて お一人ひとりがご自分の業務を通じての社会に奉仕するロータリアンになることを重点目標とし活動をお願い致します。マニュアルはございませんが百人おれば百種の奉仕があります。ロータリーはアイ・サーブです。
ロータリアンの金看板を自分自身に見せましょう。期末には皆様にご発表してその奉仕を称える機会を作りたいと考えております。